【ミシン選び】シンガーSN20Aの口コミは？SN55Eとの最大の違いは釜

2024年9月17日
2024年9月20日
ハンドメイド, ハンドメイド雑記

1 シンガーのミシン「Amity SN20A」の特徴
2 シンガーSN20Aの口コミは？
3 シンガー「SN55e」との違いは？
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シンガーのミシン「Amity SN20A」の特徴

シンガーのミシン「Amity SN20A」は、初心者から上級者まで幅広いユーザーに対応する電動ミシンです。

購入者のレビューに基づいてSN20Aの特徴をまとめました。

1. パワフルなモーター

Amity SN20Aは60Wのモーターを搭載しており、デニムやキャンバスなどの厚手の生地もスムーズに縫うことができます。

ユーザーからは「厚物も問題なく縫える」との声が多く寄せられています。

2. 多彩な縫い模様

12種類のステッチと3種類のボタンホール縫いに対応しており、ダイヤルを回すだけで簡単に模様を選択できます。

初心者でも直感的に操作できる点が好評です。

3. フリーアーム機能

袖口やズボンの裾などの筒物を縫う際に便利なフリーアーム機能を搭載。

細かい部分の縫製も簡単に行えるため、「使いやすい」との評価が多いです。

4. コンパクトで持ち運びやすい

Amity SN20Aは、幅34.8cm、奥行18.3cm、高さ29.2cm、重さ約4.3kgとコンパクトな設計です。

これにより、部屋間の移動や収納も簡単で、ミシンを出してくるハードルが下がると評判です。

5.コスパが良い

これだけの機能とパワーが付いて、一流メーカーで1万円台というのも初心者にとっては魅力的です。

通常別売りで3,000円程度はするフットコントローラーも付いているので、
「ミシンを続けるかわからない」
「それほど頻繁には使わない」
「最低限のものが作れれば良い」
という方にピッタリ。

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シンガーSN20Aの口コミは？

良い口コミ

「安定感があり、縫い目がきれいにできる」
「薄物から厚物まで、さまざまな生地に対応できる」
「ダイヤルで簡単に模様選択ができるため、初心者でも直感的に操作できる」
「フットコントローラーが付属しており、両手を自由に使えるため、細かい作業もスムーズに行える」

悪い口コミ

「パワーが物足りない」
「特に厚物を縫う際に下糸が絡まる」
「垂直釜のため、下糸のセットがやや面倒」

全体的には高評価ですが、「パワー不足」と「下糸セットが慣れるまで時間がかかる」という指摘が見られました。

下糸のセット（釜）については次の項目で詳しく説明しています。↓

シンガー「SN55e」との違いは？

同じシンガー社の「SN55e」と機能面はほぼ同じで、価格はSN55eの方が3,000円～5,000円程度高めです。

重要な違いは下糸をセットする部分である「釜」です。

垂直釜（SN20A）と水平釜（SN55e）の違い

特徴	垂直釜（SN20A)	水平釜（SN55e）
釜の種類	ボビンを垂直にセット	ボビンを水平にセット
主な用途	職業用、工業用	家庭用
メリット	縫い目の安定性が高い	ボビンのセットが簡単
	メンテナンスが容易	下糸の残量が見やすい
	高速縫製に対応	作動音が静か
デメリット	ボビンのセットが手間	メンテナンスが手間
	作動音が大きい	縫い目の安定性がやや劣る

表にもあるとおり、一般的な初心者向け家庭用ミシンは扱いやすい水平釜（SN55e）仕様のものが多いです。

そんな中SN20Aは垂直釜を採用しており、ミシンに慣れて中級者・上級者になってきても満足できる仕上がりが期待できると言えます。

筆者は、初心者のころは水平釜で何の問題もなく使っていましたが、次買い換えるときは垂直釜が良いと感じています。

「釜に溜まる布のカスをすっきり掃除したい」
「上糸だけでなく、下糸の調子も調整したいときがある」

という理由からです。

何を作るか、どの程度頻繁に使うか、どれくらいミシンにハマるか･･･で感じ方は変わってきますが、SN20Aはコスパ良く長く使えるモデルだと感じますよ。